2026.6.18

専門コース受講生・マッキーさんが「第22回 世界絵画大賞展2026」協賛社賞に選ばれました
1KAN.専門コースで制作を続けている掲載名・マッキーさんの作品
《電脳領域での邂逅》が
「第22回 世界絵画大賞展2026」にて協賛社賞に選ばれました🥳👏
作品は2026年7月に東京都美術館で開催される
入選作品展覧会にて展示されます。
今回の作品は
マッキーさんがこれまで取り組んできた写実的な表現を土台にしながら
そこから一歩外へ踏み出すように描かれた油彩作品です。
専門コースでは
作品の方向性や画面の構成
公募展への出品に向けた準備について
相談を重ねながら制作を進めてきました。
受賞にあたり
マッキーさんに作品や制作のことについてお話を伺いました✒️
作品について

《電脳領域での邂逅》
F30号/油彩
画面の奥には
グリッド状の空間に立つ牛が描かれています。
手前にはその牛と向かい合うような人物の後ろ姿。
そのあいだにはブロックノイズのような光が入り込み
現実の空間と電脳的な空間が
ゆっくりと混ざり合っていくようにも見えます。
写実的なモチーフと
デジタルの画面を思わせる表現が
同じ絵の中で出会っている作品です。
マッキーさんは
この作品についてこのように話してくれました。
電脳領域と現実世界の境界をイメージして
グリッド線やブロックノイズを取り入れ
先進的で大胆な絵にしようと冒険したつもりです。
制作のきっかけは
ある日ふと浮かんだ
「牛と対峙する女性の後ろ姿」というイメージだったそうです。
そのイメージをもとに一度作品を描き
さらに今回の公募展では2点まで応募できることから
同じモチーフをもう一度別のかたちで描いてみることになりました。
そうして生まれたのが
今回の《電脳領域での邂逅》です。
ご本人としては
もう1点の作品の方に手応えを感じていたそうで
こちらの作品が選ばれたことには
驚きもあったと話してくださいました。
▼公募に出展したもう一点の作品《牛と女》

写実から一歩踏み出すために
マッキーさんはこれまで
比較的写実的な作品に取り組んできました。
今回の作品では、
その描写力を土台にしながら
グリッド線やブロックノイズを取り入れ
現実の奥行きとは少し違う空間を試みています。
制作中には
どこまで冒険してよいのか
絵として成立しているのか
迷う場面もあったそうです。
今まで比較的写実的な絵を描いてきたが
本作品はそれを飛び越えようと思って実験的に描いた。
どこまでの冒険が許されるものか自信がなかった。
それでも、当たって砕けろという気持ちで
思い切って描き進めたといいます。
▼序盤の制作スケッチ

専門コースでは技術的なことだけでなく
作品としてどう見えるか、
画面全体のバランスはどうか、
そして雰囲気の異なる2点を同じ公募展に出すことについても
一緒に考えながら進めていきました。
公募展に作品を出すときには
一枚の完成度だけでなく
複数出品する場合の見え方も大切になります。
同じモチーフで2点を出したときそれぞれがどう響き合うのか。
片方の印象がもう片方にどのように影響するのか。
そうしたことも
制作の途中で話し合いました。
マッキーさんは
印象に残っているやりとりとして
このように振り返っています。
同じモチーフで2枚の絵を描き
それを応募した場合
レベル感が揃っていないと
出来の悪い方が足を引っ張る可能性があると言われ
確かにその通りだと思った。
作品を外に出すということは
ただ描き上げるだけではなく
人の目に触れたときにどう見えるのかを
少し離れた場所から見つめることでもあります。
その距離感を持ちながら
マッキーさんは最後まで画面と向き合っていきました。
公募展への挑戦
今回の世界絵画大賞展への出品は
1KAN.から公募展の情報をお伝えしたことがきっかけでした。
作品サイズの規定が30号までで
今取り組んでいる制作の延長で挑戦しやすい条件だったこともあり
出品を決めたそうです。
受賞の知らせを受けたときのことを
マッキーさんはこう話してくれました。
入選はまず無理だろうと思っていたので驚いた。
応募した2作品のうち
全く予想外な方が入賞したのにも驚いた。
自分では予想していなかった作品が外の場で選ばれることがあります。
それは制作を続けていく中で
とても大きな経験になるのではないかと思います。
今回の受賞を通して
マッキーさんは
「枠に囚われず どんどん実験的な絵を描いていきたい」
と感じたそうです。
今後は100号の作品にも取り組んでみたいとのこと。
今年は「牛と女」をテーマに
自分のスタイルを探りながら
さらに自由に制作を進めていきたいと話してくださいました。
主宰より
今回の作品は
マッキーさんがこれまで積み重ねてきた描写の力を持ちながら
そこから少し外へ出ようとした作品でした。
制作の途中では
グリッドやノイズの表現をどこまで入れるか
画面の中で異質なものをどう共存させるか
何度も考える場面がありました。
公募展に出品するということは
作品を完成させることだけではありません。
サイズを決めること。
タイトルを考えること。
出品する作品を選ぶこと。
外の場所でどのように見えるかを想像すること。
そうした一つひとつを含めて
作品を外へ送り出す準備なのだと思います。
今回の受賞は
マッキーさん自身が迷いながらも
新しい表現に踏み出したことの結果だと感じています。
専門コースで伴走してきた作品がこのような形で評価されたことを
1KAN.としてもとても嬉しく思います✨
展覧会情報
第22回 世界絵画大賞展2026 入選作品展覧会
会期:2026年7月2日(木)〜7月8日(水)
休館日:7月6日(月)
時間:9:30〜17:30
会場:東京都美術館 1F 第4展示室
※最終日の終了時間は
ご来場前に公式情報をご確認ください。
1KAN.専門コースについて
1KAN.専門コースでは
公募展への出品
展示に向けた制作
作品の方向性の整理など
継続的に制作を続けたい方に向けたサポートを行っています。
技術的な指導だけでなく、作品をどのように見せるか
どのように完成へ向かうか、
外へ発表するために何が必要かを
一緒に考えながら進めていきます🍀
描くだけでなく作品を外に出してみたい方も
お気軽にご相談ください👌
